小学生のアート教育は何をすればいい?家庭でできる5つの始め方とおすすめ教材
「小学生のアート教育に興味があるけれど、何をすればいいのかわからない」と悩んでいませんか?
アート教育というと、絵画教室に通ったり、専門的な画材をそろえたりするイメージがあるかもしれません。
でも、小学生のアート教育は、特別な習い事を始めることだけではありません。
文部科学省の小学校図画工作では、表現だけでなく鑑賞も重視されており、形や色などを捉えながら、自分なりのイメージをもつことが示されています。
そこで今回は、アート教育に興味を持った家庭で、今日から取り入れやすい方法を紹介します。
小学生のアート教育で大切にしたいこと

まず知っておきたいのは、アート教育は「絵が上手になること」だけを目的にするものではないということです。
小学校の図画工作では、材料や用具を使って創造的につくることに加えて、作品を見て感じ方を深めることも大切にされています。
そのため家庭でも、「上手に描けたか」より「何を感じ、どう考えたか」を大切にすると、アートを楽しみやすくなります。
1.まずは自由に描く時間をつくる

最初から「○○を描きましょう」とテーマを決める必要はありません。
紙と色鉛筆やクレヨンを用意して、自由に描く時間をつくってみましょう。
「何を描いたの?」と聞くのもいいですが、「この色を使ったのはどうして?」など、子どもの選択に注目する質問もおすすめです。
作品の出来栄えを評価するのではなく、子どもが自分で考えて表現した部分を見つけることを意識してみましょう。
2.身近なものを観察して描く

アート教育は、紙の上だけで始める必要はありません。
植物、石、食器、文房具など、身の回りにあるものをじっくり観察してみましょう。
「葉っぱにはどんな線がある?」「この石は何色に見える?」などと話しながら観察し、その後で絵にしてみるのもおすすめです。
「見る→考える→表現する」という流れを楽しむことが、家庭でできるアート体験の一つになります。
3.美術館で本物の作品を見る

小学生のアート教育では、「つくる」だけでなく「見る」経験も大切です。
近くに美術館があれば、親子で作品を見に行ってみましょう。
難しい美術史を教える必要はありません。
「どの作品が好き?」「何に見える?」「どんな感じがする?」など、自由に話してみるだけでも十分です。
子どもの感じ方に「正解」を求めないことがポイントです。
美術館によっては小学生など子どもの入館料が無料の場合もあるため、料金については訪問前に公式サイトで確認するとよいでしょう。
4.作品を見ながら親子で話す

家にある絵本や図鑑、画集などを使って、作品を見る時間をつくるのも方法の一つです。
例えば、「この絵の中で一番気になるところは?」「もし自分がこの絵の中にいたら何をする?」など、想像を広げる質問をしてみましょう。
子どもが大人とは違う答えを返してきても、それが間違いとは限りません。
「そんな見方もあるんだね」と受け止めることで、作品を見る楽しさが広がります。
5.作品を残して振り返る

子どもが描いた絵や工作をすべて保管する必要はありません。
気に入った作品だけ写真に撮ったり、ファイルにまとめたりして、後から一緒に見返してみましょう。
「このときはこんな絵を描いていたね」「前より色の使い方が変わったね」と振り返ることで、本人も自分の変化に気づきやすくなります。
作品を「評価する」のではなく、「成長の記録」として残すのがおすすめです。
家庭でアート教育を始めるなら、まずはこの道具から

アート教育のために、最初からたくさんの画材を購入する必要はありません。
まずは、紙と描く道具があれば十分です。
例えば、自由に描いたり観察画を描いたりするなら、スケッチブックがあると作品をまとめて残せます。
水彩や色鉛筆など、いろいろな表現を試してみたい場合は、複数の画材が入ったセットを選ぶ方法もあります。
ただし、画材は多ければよいというものではありません。
子どもが「これを使ってみたい」と思える道具を少しずつ増やしていくほうが、無理なく続けやすいでしょう。
まとめ|小学生のアート教育は「上手に作る」より「感じて考える」

小学生のアート教育を始めたいと思ったら、特別な準備をしなくても大丈夫です。
自由に絵を描く、身近なものを観察する、美術館で作品を見る、作品について親子で話す、過去の作品を振り返る。
こうした小さな体験も、家庭でできるアート教育の一つです。
「上手に描けたね」だけではなく、「どうしてこうしたの?」「ここが面白いね」と子どもの考えや感じ方に目を向けること。
それだけでも、アートとの関わり方は変わってきます。
まずは週末に10分、親子で一枚の絵を眺めるところから始めてみてはいかがでしょうか。


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