美術が分からない親子でも大丈夫!初心者が美術館を楽しむ5つの方法

芸術、美術の世界って難しそう。専門知識がなくてハードルが高く感じる……そんな親子にもぜひ美術館を楽しんでほしい。今回は、美術が知識ない初心者さんが美術館を満喫できる5の方法をお伝えします。この5つの視点で美術館を楽しんでみませんか?

私自身も美術に関する専門知識はありません(笑)
でも、美術館でゆったり作品を観るのは大好きです!
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①美術館を建築物として空間を楽しむ
美術館は美術品を所蔵、保護、展示する施設ですが、美術館そのものがアート。美術を扱う場所ということで、建物やインテリアなど空間からもこだわりを感じられます。非日常的な時間を楽しんでくださいね。
有名な建築家が設計したり、地元の木材が使われていたり。美術館によって比べるのも面白い。美術館そのものが重要文化財に指定されている貴重な場合も。最新技術を駆使して作られた現代的な美術館から、歴史を感じられるレトロな美術館まで。美術館には、展示作品に興味を持てなくても楽しめる要素があるんです♪

②写真撮影やスケッチで美術作品を観察する
美術の専門的な知識がなくても、美術作品を観察することならできる! 撮影マナーを守りながら写真を撮る、スケッチをしてじっくり作品を見つめる。など、自分なりの観察スタイルを試してくださいね。
美術館には独自のルールがあり、撮影やデッサンがNGの場合もあります。また、ボールペンはNGだけど鉛筆ならOKという条件がある美術館もあります。色をつけたい場合もペンはNGの美術館が多いです。
撮影やデッサンが難しい場合は、虫眼鏡や双眼鏡で美術品の細部まで観察する方法が楽しいかもしれません。いずれも、周囲の人の迷惑にならないように、ルールを守ってくださいね。

③庭園や商業施設など周辺を散策する
美をテーマにする場所なだけに、建物だけでなく環境にもこだわりが感じられます。どんな環境に美術館を置くのか。どんなお客様がどんな動線で動くのか分析すると、美術館運営を知るきっかけになりそうです。アートを自由に感じつつも、美術館を分析するのは面白い!
自然豊かなロケーションで癒やされたり、都会的な街並みでトレンドを感じたり。庭園や公園が隣接美術館も素敵です。子どもにとっても美術館とプラスαの何か楽しめるモノがあるほうが飽きません。


④カフェやレストランでコラボメニューを楽しむ
美術館のなかにはカフェやレストランを併設しているところもあります。美術館ならではの内装や食器がオシャレ。コラボメニューを食べれば、美術作品がより深く心に残るのではないでしょうか?
美術鑑賞で感じたことを親子で語り合ったり、料理を静かに味わったり。五感でアートを感じることができるのが面白いところ。カフェやレストランを併設していなくても、近隣の飲食店とコラボメニューを販売していることがあるので、チェックしてみてくださいね。

⑤落ち着いた空間で自分と向き合う
美術館は美術鑑賞する人が来る場所なので、比較的静かに過ごすことができます。だから、美術館は街の喧騒から距離を置きたいときにもオススメです。心が疲れてしまったとき美術作品を観ながらボーッと過ごす時間は心地よいですよ♪
静かさを求めるなら、混雑が予想される美術館は避けたほうが安心です。大きな美術館、話題の企画展に足を運ぶときは時間帯にご注意くださいね。アットホームな雰囲気を探しているなら地域の美術館、小規模美術館がオススメです。


美術鑑賞だけでなく、美術館ならではの「体験」を楽しもう
美術館では美術作品を楽しむ。というのが一般的かもしれませんが、楽しみ方は人それぞれだと思います。美術鑑賞だけじゃなく、美術館での体験を楽しんでほしい。美術館の美的センスが発揮された洗練された空間で、普段味わえない親子時間を味わってはいかがでしょうか?
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